2012年卒業生より
翔楽舞ブログをご覧頂きありがとうございます。
4年生の小笠原拓哉と申します。
2010年度において代表代行兼振り班リーダーを務めておりました。
今回は商大4年間でお世話になった皆様へ感謝の気持ちを込め、本ブログを執筆致します。本来であれば代表である長岐が執筆するべきですが、彼女は自らの夢を叶えるために休学制度を利用して異国の地で活動していたため、今回は私が卒業生代表として執筆させて頂く運びとなりました。
今回のように私たちが皆さんへの気持ちを伝えることができる機会は本当に限られていますので、かなりの長文となってしまうことをお許しください。しかし、伝えたいことの多くを執筆した自負はあります。
まず、私たち卒業生自身を知って頂きたく、翔楽舞2008年度の活動歴を紹介致します。
①翔楽舞2008年度生の活動歴
私たち2008年度メンバーは翔楽舞の第3期メンバーにあたります。
第3期メンバーは翔楽舞にとって初めての新入学生であり、2008年度は翔楽舞にとって初めての本祭参加の年になります。
2008年度演舞テーマ『鼓舞激励』。チームテーマ『和・輪・環』。
翔楽舞、商大、小樽すべての関係者を繋ぐ絆の輪。それら多数の個性・価値観の調和。
円く巡って終わらない環を願い生まれた翔楽舞初の作品は商大に古くから伝わる応援団をモチーフにした作品でした。
この年、初出場ながら敢闘賞と新人賞を受賞。翔楽舞初の大きな挑戦は大成功を収めることができました。本祭の打ち上げでは、創設メンバーのそれまでの苦労や喜びのお話を聞くことができ、2009年度への士気が最大限に高まった時間でした。
2009年度演舞テーマ『潮嵐』。チームテーマ『商大旋風』。
初年度の成果の勢いを大切にし、翔楽舞の更なる隆盛・発展を志して生まれた作品は北風によって小樽の海に巻き起こる嵐をモチーフにした作品でした。そして、この本祭は翔楽舞を創設した先輩方と一緒に演舞をすることができる最後の機会でした。
私たち2008年度メンバーはこの年初めて翔楽舞の運営スタッフとして活動致しました。組織の一員として活動し、ときには社会人の方々と関わることができる機会さえあり、多様な経験・価値観を吸収することができたことで自らの成長を1番実感した年であります。
2010年度演舞テーマ『祭火』。チームテーマ『~結び~』。
この年が、私たち2008年度メンバーが運営スタッフの核として活動した年になります。この年のチームテーマは、翔楽舞に関係する全ての方々との絆をより強固なものとし、その絆をさらに広く紡いでいき新たな出会いを大切にする。また、翔楽舞創設の初代メンバーの背中を知る2008年度生が運営スタッフとして活動する最後の年度ということもあり、私たちが翔楽舞の歴史を繋いでいこうと志して掲げられものです。
演舞テーマ『祭火』に込められた想いは「小樽の賑い」です。港湾都市として栄えた小樽の賑いをモチーフとし、ニシンの群来を祝う船出の宴、漁船の篝火と漁火、ヤン衆の力強い漁姿と帰港を待つ漁師妻、そして大漁を祝う宴をストーリー仕立てて表現した作品です。
それまでの経験を活かしつつも新たなことを学び続け、ときには試行錯誤する中でメンバー同士衝突することもありましたが、本祭が終わってからようやく当時の翔楽舞にとって最高の作品ができたと実感しました。
2012年度の作品とテーマについては現在の3年生が1番強い想いを持つので紹介は割愛します。私たちは最上級学年として、スタッフを引退した身としてどのような姿を見せるべきか日々考えながら練習に参加していました。後輩の作った作品に参加させてもらう立場ではありましたが、その作品も翔楽舞のDNAを確実に的確に受け継いだ2012年度らしい作品で、私自身とても気に入っています。
②すべての関係者の方々へ向けて
日頃のご支援・ご協力、本当にありがとうございます。翔楽舞がYOSAKOIソーラン祭りに参加できることは言うまでもなく、皆様のおかげです。初めは2,3ページしかなかった機関誌の協賛企業紹介ページ、SPECIALTHANKSが今では5,6ページを超えるほどになりました。翔楽舞を繋ぐ絆が確実に広がっているのだなと実感しております。翔楽舞メンバー一同は皆様への恩恵を何らかの形で報いようと常日頃から考えております。その手段の一つが本祭での上位進出達成です。小樽の名の付く翔楽舞が活躍することで微力ではあっても小樽の名を広める一端を担うことができると考えております。また、高みを目指して本気で活動していない組織が皆様へのご支援・ご協力を頂こうとすることは失礼に値するでしょう。そして、私たち自身も自分たちのためだけに結果を求めて自己満足で終わるのではなく、地域全体を巻き込んでたくさんの人と喜びを共有することが大きな原動力となり、大きな感動を得ることができます。
「地域に根付いたチームとして、地域に対して何ができるか。」他の学生チームにはない翔楽舞ならではの活動目的です。私たち2008年度生は商大を卒業して外から翔楽舞を見守り応援する立場になりますが、こんなに素晴らしいチームは本当に他に無いのではないかと思っております。皆様にはどうか今後も翔楽舞に変わらぬご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
③今後の翔楽舞を支える後輩たちへ
1年生へ
約1年間の短い間だったけど、こんな先輩に良くしてくれてありがとう。恥ずかしさを捨ててみんなにもっと積極的に話しかけなきゃいけなかったと後悔しています。この1年間、何を大切に活動してきましたか。次の1年は大学生活において1番自由に行動できる時期です。自由だからこそ、自分次第で1番有意義で濃密な1年にすることができます。また、来月にはみんなに後輩ができます。後輩に自分自身を誇ることができるような先輩になってほしいなと思います。
2年生へ
大学生活も半分を切りました。来年度からはゼミや就活など時間を取られる事柄が増えます。タイムマネジメントを正確に行って自分が望むことに時間をとれるようにしてください。現在、運営スタッフの核として活動しているみんなですが、先日も伝えたように引継ぎまであっという間です。残りの時間を大切に。絶対に後悔の無いように。6月の本祭を楽しみにしています。
3年生へ
唯一、運営スタッフとして一緒に活動してきた学年ですね。当時は色々な場面で不安にさせたりイライラさせたりすることがあったと思います。ごめんなさい。みんなが中心になって作り上げた『龍勢花火』で参加することができた最後の本祭はとても楽しかったです。既に運営スタッフを引退して来年度は最上級学年になりますが、翔楽舞メンバーであることに変わりはありません。後輩たちが憧れる姿を示し続けてください。
まだ見ない翔楽舞新入生へ
商大入学決定おめでとうございます。今から新生活への期待と不安が混ざっているのではないかと思います。どの部・サークルに入ろうか、どの第二言語を選択しようかなど様々な迷いや選択肢が生まれている時期ですね。それらの一つに『YOSAKOIソーランサークル翔楽舞』が含まれているのであれば、これ以上光栄なことはありません。ホームページや勧誘ビラ、機関誌などの作られたものだけでは伝えることができない楽しみ、やりがい、感動が翔楽舞にはあります。皆さんの個性を翔楽舞で活かしてください。
④最後に
卒業していく私たち4年生から皆様へ一つだけお願いがあります。YOSAKOIソーラン祭り、そしてその直前に翔楽舞が主催し、2012年度演舞初披露の場となる演舞披露会に足を運んでいただきたいのです。翔楽舞の演舞を直接その目でご覧になってほしいのです。メンバーが1年の長い時間をかけて作り上げるのはたった4分30秒の舞台であり、その舞台は翔楽舞の一人ひとりが最高に輝く瞬間なのです。皆様に支えられている翔楽舞が最高に輝く瞬間を是非ご覧になってください。
私の大学生活は翔楽舞に支えられました。尊敬する先輩、何度も価値観をぶつけ合った同期、慕ってくれる後輩たち多くの仲間に支えられました。そして、その翔楽舞を支えて頂いた地域の企業や個人、商大教職員、緑丘会の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後の翔楽舞をどうぞよろしくお願い致します。すべての翔楽舞の関係者へ感謝の気持ちを込めて。
平成24年3月16日
小樽商科大学 商学部 経済学科卒業
小樽商科大学YOSAKOIソーランサークル「翔楽舞」
2010年度 代表代行兼振り班リーダー
小笠原 拓哉
4年生の小笠原拓哉と申します。
2010年度において代表代行兼振り班リーダーを務めておりました。
今回は商大4年間でお世話になった皆様へ感謝の気持ちを込め、本ブログを執筆致します。本来であれば代表である長岐が執筆するべきですが、彼女は自らの夢を叶えるために休学制度を利用して異国の地で活動していたため、今回は私が卒業生代表として執筆させて頂く運びとなりました。
今回のように私たちが皆さんへの気持ちを伝えることができる機会は本当に限られていますので、かなりの長文となってしまうことをお許しください。しかし、伝えたいことの多くを執筆した自負はあります。
まず、私たち卒業生自身を知って頂きたく、翔楽舞2008年度の活動歴を紹介致します。
①翔楽舞2008年度生の活動歴
私たち2008年度メンバーは翔楽舞の第3期メンバーにあたります。
第3期メンバーは翔楽舞にとって初めての新入学生であり、2008年度は翔楽舞にとって初めての本祭参加の年になります。
2008年度演舞テーマ『鼓舞激励』。チームテーマ『和・輪・環』。
翔楽舞、商大、小樽すべての関係者を繋ぐ絆の輪。それら多数の個性・価値観の調和。
円く巡って終わらない環を願い生まれた翔楽舞初の作品は商大に古くから伝わる応援団をモチーフにした作品でした。
この年、初出場ながら敢闘賞と新人賞を受賞。翔楽舞初の大きな挑戦は大成功を収めることができました。本祭の打ち上げでは、創設メンバーのそれまでの苦労や喜びのお話を聞くことができ、2009年度への士気が最大限に高まった時間でした。
2009年度演舞テーマ『潮嵐』。チームテーマ『商大旋風』。
初年度の成果の勢いを大切にし、翔楽舞の更なる隆盛・発展を志して生まれた作品は北風によって小樽の海に巻き起こる嵐をモチーフにした作品でした。そして、この本祭は翔楽舞を創設した先輩方と一緒に演舞をすることができる最後の機会でした。
私たち2008年度メンバーはこの年初めて翔楽舞の運営スタッフとして活動致しました。組織の一員として活動し、ときには社会人の方々と関わることができる機会さえあり、多様な経験・価値観を吸収することができたことで自らの成長を1番実感した年であります。
2010年度演舞テーマ『祭火』。チームテーマ『~結び~』。
この年が、私たち2008年度メンバーが運営スタッフの核として活動した年になります。この年のチームテーマは、翔楽舞に関係する全ての方々との絆をより強固なものとし、その絆をさらに広く紡いでいき新たな出会いを大切にする。また、翔楽舞創設の初代メンバーの背中を知る2008年度生が運営スタッフとして活動する最後の年度ということもあり、私たちが翔楽舞の歴史を繋いでいこうと志して掲げられものです。
演舞テーマ『祭火』に込められた想いは「小樽の賑い」です。港湾都市として栄えた小樽の賑いをモチーフとし、ニシンの群来を祝う船出の宴、漁船の篝火と漁火、ヤン衆の力強い漁姿と帰港を待つ漁師妻、そして大漁を祝う宴をストーリー仕立てて表現した作品です。
それまでの経験を活かしつつも新たなことを学び続け、ときには試行錯誤する中でメンバー同士衝突することもありましたが、本祭が終わってからようやく当時の翔楽舞にとって最高の作品ができたと実感しました。
2012年度の作品とテーマについては現在の3年生が1番強い想いを持つので紹介は割愛します。私たちは最上級学年として、スタッフを引退した身としてどのような姿を見せるべきか日々考えながら練習に参加していました。後輩の作った作品に参加させてもらう立場ではありましたが、その作品も翔楽舞のDNAを確実に的確に受け継いだ2012年度らしい作品で、私自身とても気に入っています。
②すべての関係者の方々へ向けて
日頃のご支援・ご協力、本当にありがとうございます。翔楽舞がYOSAKOIソーラン祭りに参加できることは言うまでもなく、皆様のおかげです。初めは2,3ページしかなかった機関誌の協賛企業紹介ページ、SPECIALTHANKSが今では5,6ページを超えるほどになりました。翔楽舞を繋ぐ絆が確実に広がっているのだなと実感しております。翔楽舞メンバー一同は皆様への恩恵を何らかの形で報いようと常日頃から考えております。その手段の一つが本祭での上位進出達成です。小樽の名の付く翔楽舞が活躍することで微力ではあっても小樽の名を広める一端を担うことができると考えております。また、高みを目指して本気で活動していない組織が皆様へのご支援・ご協力を頂こうとすることは失礼に値するでしょう。そして、私たち自身も自分たちのためだけに結果を求めて自己満足で終わるのではなく、地域全体を巻き込んでたくさんの人と喜びを共有することが大きな原動力となり、大きな感動を得ることができます。
「地域に根付いたチームとして、地域に対して何ができるか。」他の学生チームにはない翔楽舞ならではの活動目的です。私たち2008年度生は商大を卒業して外から翔楽舞を見守り応援する立場になりますが、こんなに素晴らしいチームは本当に他に無いのではないかと思っております。皆様にはどうか今後も翔楽舞に変わらぬご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
③今後の翔楽舞を支える後輩たちへ
1年生へ
約1年間の短い間だったけど、こんな先輩に良くしてくれてありがとう。恥ずかしさを捨ててみんなにもっと積極的に話しかけなきゃいけなかったと後悔しています。この1年間、何を大切に活動してきましたか。次の1年は大学生活において1番自由に行動できる時期です。自由だからこそ、自分次第で1番有意義で濃密な1年にすることができます。また、来月にはみんなに後輩ができます。後輩に自分自身を誇ることができるような先輩になってほしいなと思います。
2年生へ
大学生活も半分を切りました。来年度からはゼミや就活など時間を取られる事柄が増えます。タイムマネジメントを正確に行って自分が望むことに時間をとれるようにしてください。現在、運営スタッフの核として活動しているみんなですが、先日も伝えたように引継ぎまであっという間です。残りの時間を大切に。絶対に後悔の無いように。6月の本祭を楽しみにしています。
3年生へ
唯一、運営スタッフとして一緒に活動してきた学年ですね。当時は色々な場面で不安にさせたりイライラさせたりすることがあったと思います。ごめんなさい。みんなが中心になって作り上げた『龍勢花火』で参加することができた最後の本祭はとても楽しかったです。既に運営スタッフを引退して来年度は最上級学年になりますが、翔楽舞メンバーであることに変わりはありません。後輩たちが憧れる姿を示し続けてください。
まだ見ない翔楽舞新入生へ
商大入学決定おめでとうございます。今から新生活への期待と不安が混ざっているのではないかと思います。どの部・サークルに入ろうか、どの第二言語を選択しようかなど様々な迷いや選択肢が生まれている時期ですね。それらの一つに『YOSAKOIソーランサークル翔楽舞』が含まれているのであれば、これ以上光栄なことはありません。ホームページや勧誘ビラ、機関誌などの作られたものだけでは伝えることができない楽しみ、やりがい、感動が翔楽舞にはあります。皆さんの個性を翔楽舞で活かしてください。
④最後に
卒業していく私たち4年生から皆様へ一つだけお願いがあります。YOSAKOIソーラン祭り、そしてその直前に翔楽舞が主催し、2012年度演舞初披露の場となる演舞披露会に足を運んでいただきたいのです。翔楽舞の演舞を直接その目でご覧になってほしいのです。メンバーが1年の長い時間をかけて作り上げるのはたった4分30秒の舞台であり、その舞台は翔楽舞の一人ひとりが最高に輝く瞬間なのです。皆様に支えられている翔楽舞が最高に輝く瞬間を是非ご覧になってください。
私の大学生活は翔楽舞に支えられました。尊敬する先輩、何度も価値観をぶつけ合った同期、慕ってくれる後輩たち多くの仲間に支えられました。そして、その翔楽舞を支えて頂いた地域の企業や個人、商大教職員、緑丘会の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後の翔楽舞をどうぞよろしくお願い致します。すべての翔楽舞の関係者へ感謝の気持ちを込めて。
平成24年3月16日
小樽商科大学 商学部 経済学科卒業
小樽商科大学YOSAKOIソーランサークル「翔楽舞」
2010年度 代表代行兼振り班リーダー
小笠原 拓哉
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